こんにちは❤ THE CLINIC 横浜院 看護師馬場です
シリコンバッグ豊胸を受けた女性の多くが、「痛い」「硬い」「変形した」などのストレスを抱えています。豊かな胸を手に入れたはずなのに、一体なぜでしょうか?
身体的なストレス
術後のダウンタイムで生じる痛みや、高い可能性で起こるカプセル拘縮などの弊害により身体的なストレスを受けるようです。
①胸の痛みが続く
みなさんはシリコンバッグ豊胸後、胸にどの程度の痛みが生じると思いますか? 術前カウンセリングなどでは、さほどひどくない痛みと説明されていると思いますが、実はシリコンバッグ豊胸は脂肪注入豊胸より強い痛みが生じやすいのです。特に、表面がツルツルしたスムースタイプのシリコンバッグは、術後に拘縮を防ぐためのマッサージが必要で、激痛を伴う場合があります。この痛みは長く続くこともあり、大きなストレスになってしまいます。
②バストが変形した
挿入場所によってはシリコンバッグがズレてしまいバランスのおかしい変形したバストになります。また、シリコンバッグは体にとって異物なため、体が組織を守るための生体反応を起こします。その結果、被膜によってバッグが圧迫されるカプセル拘縮がおきます。拘縮したバストの触感は固くなり、ボールのような不自然な見た目になってしまいます。これらの症状により、「温泉やプールに行けなくなった」と悩む女性はたくさんいます。
精神的なストレス
身体的な症状がハッキリ出ていなくても、リスクの多さや大きさを考えることで不安がふくらみ、精神的にストレスを抱えてしまう方もたくさんいます。
①バレそうで怖い
シリコンバッグ豊胸をした方の多くが、このストレスを抱えていると思います。特に、パートナーにインプラントが入った胸だと思われたくないと、術後は常にバレないような気遣いをし、ストレスを感じるケースが多いです。また、レントゲンに映りそう、乳房を圧迫する乳がん検診が受けられないなど、病院に行くことをためらう方も大勢います。
②破損を常に気にしてしまう
シリコンバッグ豊胸をすると、何をしているときでもバッグが破損しそうだと気遣うようになります。例えば、うつ伏せ寝をためらったり、強く抱きしめられる度にバッグが破裂しそうと、ビクビクするようになります。そんな生活では、慢性的なストレスを感じざる得ないでしょう。
これらのストレスは、シリコンバッグ豊胸を行った誰もが感じ得ることです。異物を体に入れるという選択をする前に、考えておきたいですね。
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- バッグ豊胸をした多くの人がストレスを感じている
- 身体的、精神的に様々なストレスが生じる
- 豊胸前に、ストレスのリスクを考慮する必要がある